2021年(令和3年)の年金支給日をご紹介します。
支給日は2ヶ月に1回、15日と決まっていますが、その月によってはズレることもあります。
なので、いざとなると「今月は何日だっけ?」と混乱するのが普通……。
そこで、この記事では
- 2021年の年金支給日と曜日
- 支給日がお盆に重なった場合はどうなるか?
- 支給日が土日に当たっていた場合の支給日
- 年金を受け取っている人が亡くなった場合
これらの疑問について徹底的に分かりやすくまとめました。
2021年の年金支給日
さっそくですが、東京オリンピックが開催される予定の今年2021年(令和3年)の年金支給日を見ていきましょう。
隔月で年6回ありますよ。
2021年2月の年金支給日
2月15日(月曜日)
2021年4月の年金支給日
4月15日(木曜日)
2021年6月の年金支給日
6月15日(火曜日)
2021年8月の年金支給日
8月13日(金曜日)
2021年10月の年金支給日
10月15日(金曜日)
2021年12月の年金支給日
12月15日(水曜日)
知っておきたい!年金支給日の基礎知識
初めて年金を受け取る人、受け取り始めて日が浅い人のために年金支給日の基礎知識をまとめておきます。
年金支給日は年6回・15日が基本
年金支給日は一年のなかで6回あります。
【年金支給日がある月】
- 2月
- 4月
- 6月
- 8月
- 10月
- 12月
このようにすべて偶数月です。
そして支給される日付は基本的に「15日」と決められています。
ですから「偶数月の15日」が年金支給日と覚えておけばいいでしょう。
年金支給日が8月のお盆に引っかかる場合
8月には年金支給日があり、ちょうど中旬なのでお盆の時期と重なります。
しかし、年金支給日に関してはまったくお盆には影響されず、8月15日にきっちりと支給されますよ。(15日が土日祝日に当たる場合については下段の解説をご覧ください)
年金支給日が土日や祝日に引っかかる場合は?
年金支給日は基本的に隔月(2ヶ月に1回)の15日と定められています。
しかし、その年金支給日が土日や祝日に引っかかってしまう場合も……。
そんな15日が土日・祝日になってしまう場合は、支給日は「直前の平日」に変更されます。
つまり年金支給日が前倒しになるわけですね。
ですから年金支給日は「必ず平日」になります。
ちなみに年金支給が毎月支給ではなく「2ヶ月に一度のペースで支給される点」も気になるところですよね?
これはなるべく事務手続きの負担を少なくするためだと言われています。
ただ、これでも支給の回数は増えた方で、昔は年3~4回の支給だったそうです。
ゆうちょ銀行・一般の銀行で年金が振り込まれる日は違う?
年金はゆうちょ銀行と一般の銀行の口座とも、どちらも振り込まれる日は共通です。
隔月の15日で、その日が土日・祝日の場合は、その直前の平日になるという原則はまったく一緒ですよ。
また、ゆうちょ銀行の窓口で直接、現金で受け取る場合も上記の日程と一緒です。
老齢年金・遺族年金・障害年金の支給日は違う?
「年金」とひとくちに言っても、その中身は3種類に分けられます。
【年金の種類】
- 老齢年金
- 遺族年金
- 障害年金
この3種類を総称して「公的年金」と言います。
このように年金には3種類あるんですが、種類は違っても年金の支給日は共通です。
今日受け取った年金は過去2ヶ月分のもの
年金には「後払い」の性質があります。
老齢年金・障害年金・遺族年金など年金の種類や金額の大小に関わらず、振り込まれる前の月までの「2ヶ月分」が偶数月の15日に振り込まれます。
(※つまり4月15日に支払われる年金は2月、3月分の年金になります)
年金を貰うのが1ヶ月おきですと、年金手帳や保険証はその間、どこかに大切に保管しておくことになります。
でも、いざとなると「どこにしまったか忘れてしまう」ことがありませんか?
そんなときに便利なのがこちらです。
年金手帳や保険証など大事な書類を失くさないために必須なフォルダ。通帳は12枚までをまとめて保管できますよ♪
年金受給者が亡くなった場合はどうなる?
年金を受け取っていた人(年金受給者)が支給日を前にして不幸にも亡くなってしまうこともありますよね?
こうした場合、支給はどうなるんでしょうか。
こういう場合、亡くなった時点で年金を受け取る資格は無くなってしまうのですが、文頭で申し上げた通り、年金支給は後払いの性質があります。
例えば、4月に亡くなられたのであれば、亡くなった月分までの年金を受け取ることができるので、
【4月に亡くなった場合の例】
・6月に支給される分の半分(亡くなられた月である4月分のみ)
まで受け取ることができるんです。
この年金については亡くなられた本人は受け取れないので、その方と生計をおなじくしていた遺族(配偶者・子ども・父母・孫・祖父母・兄弟姉妹・その他の場合は3親等以内の親族)が受け取る事ができます。
また、亡くなられた方に遺族がいる場合、遺族年金を新たに受け取ることができます。
【情報流出による「成りすまし」の被害にご用心を!】
まとめ
ここまでをまとめると
(15日が土日祝日の場合は直前の「平日」に支給)
・後払いの性質なので支給される月の前2ヶ月分が支給される
・受取人が亡くなった場合は「亡くなった月」まで受け取り資格がある
2021年の支給日とともに、年金支給に関する気になるあれこれが分かりましたね。
ちなみに偶数月の15日に郵便局や銀行が激混みするのは、この年金支給が行われるためなんです。
支給日に当たる偶数月の15日には年配の方の姿を多く見かけます。
ですので、早急に年金を受け取らなくてもいい場合は、1日ずらして受け取ると待ち時間が短縮できるかもしれません
きちんと日にちを把握して、賢く年金を受け取りたいですね。
損をしないための年金の知識
→『年金の受給額の平均【独身と夫婦】平均年収での違いとは?』
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