木枯らしの意味|いつ頃のどんな風なのか?定義を徹底解説!

2019/07/15

木枯しの意味とは?
 
木枯らしの意味を、くわしくご存知でしょうか?

秋から冬に変わろうかという季節に吹く風ですが、このニュースを聞くと「いよいよ本格的に冬がやって来る!」と感じます。

きっと特別の意味があるから、ただの突風にあえて「木枯らし一号」と名付けているのは間違いありません。

そこで、ここでは木枯らしの定義や条件、いつ頃のどんな風なのか、その期間などについてまとめていきます。

きっと「今年も木枯らし一号が吹きました」と毎年ニュースになるからには「何か秘密があるはず!」と思い調べてみると……

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木枯らしの意味とは?

まず木枯らしの意味から解説していきます。

木枯らしとは辞書によると

秋の末から冬の初めにかけて吹く強く冷たい風。

出典:goo辞書(デジタル大辞泉)

 
秋と冬の季節のちょうど中間の頃に、強風が吹き荒れる日が毎年必ずあります。

このような風を特別に「木枯らし」と呼び、その年に最初に吹いた木枯らしを特別に「木枯らし一号」と名付けて、テレビニュースなどで「木枯らし一号が吹きました」と発表されるわけです。

木枯らしの条件と定義

木枯らしが吹く公園
 
木枯らしの条件と定義は、全国一律ではなく東京と大阪で分かれます。

東京(関東)での条件と定義

  • 時期:10月中旬~11月末までの間
  • 気圧配置:西高東低の冬型
  • 風向き:西北西~北よりの風
  • 最大風速:毎秒8メートル以上

※東京(関東)においての木枯らしの定義です。

大阪(近畿)での条件と定義

  • 時期:霜降(10月23日ごろ)~冬至(12月22日ごろ)
  • 気圧配置:西高東低の冬型
  • 風向き:北よりの風
  • 最大風速:毎秒8メートル以上

東京でも大阪でもこれが気象庁の定めた「木枯らしの定義」となります。

これらの条件を満たし気象庁が最初に観測した風を「木枯らし1号」と発表するのが通例です。

※「木枯らし1号」は関東地方と近畿地方にだけ気象台から発表されていて、また2号以降の発表は行われないのが慣例です。

「木を枯らす」ほどの強い風を意味する

秋から冬へと変化する季節に、空風(からかぜ)を感じると冬の気配を感じますが、木枯らしは冬の訪れを感じさせますよね?

一部の辞書では木枯らしとは、「木を枯らすほどの強い風」を意味していると解説されています。

たしかに「木」を「枯らす」と書いて木枯しなので、その意味にも納得できます。

それほどの強い風で、なおかつ空風(湿度が低い)なので、木枯らし一号が吹く頃になったら火災には十分注意したいですね。

 
 
【ワンちゃんも木枯らしに吹かれて寒そう・・・】


 
 

木枯らしの期間と気温は?

11月7日頃~2月4日頃までの「立冬」の間が暦の上では冬とされていますが、それより前に「木枯らし一号」は発表されます。

気温は20℃から一気に10℃以下に下がることがありますので、「木枯らし1号」は冬のサインです。

急激に気温が急降下しますので、場所によっては10℃以上下がるところも出てきます。

気象庁が定めた「木枯らし1号」にも、気温の急降下と強風は発表されますから、気象庁の発表には細心の注意が必要です。

木枯し一号と春一番の違いは?

木枯し一号とよく似た特別な風として思いつくのが「春一番」。

木枯し一号と春一番はどう違うのかというと、春一番とは、立春のころに強く吹く南風で、その年に初めて吹いた風を特別にそう呼びます。

毎秒8メートル以上の強い風というのがその条件なので、その点は木枯し一号と一緒です。

最大の違いと言えばやはり季節でしょうね。

春一番はその名の通り「春」に最初に吹く強い南風で、木枯し一号は「秋~冬」に最初に吹く強い北風になります。

まとめ

「木枯らし一号」と認定される突風には特別な意味があると思っていましたが、気象庁の定めた厳格な定義がありました。

確かに寒さと同時に、強風や、たまに注意報が出たりなどもしますから「木枯らし一号」とは、これからの冬の気配と訪れを感じさせます。

冬型の気圧配置といって、都心ではなかなか感じられない、山火事なども心配されるので、火の元には気を付けたいと思います。

「木枯らし一号」が気象庁から発表されたら、冬を感じると同時に寒さ対策や注意が必要です!

私は冬には強い方ですが、この時期の気温の変化でよく風邪を引くことがあります。

みなさまも油断は禁物ですよ!

-自然・科学