私は生まれつきトイレが近いほうで。
だからコーヒーとか緑茶を飲むと、そのあとは30分置きくらいに何度もトイレに駆け込んでしまいます……。
そのせいで仕事中や長時間、自動車に乗るときなどは水分を摂ること自体を控えてしまうんですが、それって体には悪そう……。
私みたいな人はけっこう多いと聞きます。
そこで今回は
- カフェインが少ない飲み物
- カフェインが少ないお茶とコーヒー飲料
- 飲み物のカフェイン量の比較
など紹介して、お悩み解決のお手伝いをしましょう。
カフェインが少ない飲み物12選
私が独自に調べて「カフェインが少ない」と分かった飲み物がこちらです。
- ディカフェ
- たんぽぽコーヒー
- そば茶
- 甜茶
- 杜仲茶
- 黒豆茶
- ゴーヤ茶
- ルイボスティー
- 麦茶
- どくだみ茶
- カモミールティー
- はと麦茶
根っからのコーヒー好きの人は上2つのコーヒーの代替飲料がおすすめ。
コーヒーよりお茶派の人はそれ以外のお茶飲料がおすすめです。
それではそれぞれのカフェインが少ない飲料をくわしく見ていきましょう。
カフェインが少ないコーヒー系飲料
良くないと知っていてもやめられないのがコーヒー。
トイレが近くなると分かっていてもついつい飲んでしまう人も多いですよね(笑)
そんなコーヒー中毒のあなたでも安心して飲めるコーヒー2種類あります。
ディカフェ
カフェインが少ないコーヒーでまず浮かぶのが「ディカフェ」(デカフェ)。
ディカフェとは、コーヒーからカフェインを除去した飲み物で、
- 「ノンカフェインコーヒー」
- 「カフェインレスコーヒー」
と呼ばれることも。
コーヒーショップで働いている友人の話だと、最近はお店でもディカフェを注文するお客様が多いとか。
海外ではすでに一般的な飲み物です。
ドリップタイプ、インスタントなど様々な商品がありますよね。
カフェインレスは体に悪い?
ところで、ディカフェはカフェインを取り除くのに使用する薬品が「体に良くない」という話をよく聞きます。
ただし、その薬品は日本での使用が禁止されていますし、そのような商品の輸入も禁止されています。
なので日本で売られている商品は安心安全!
ところが薬品の心配はない代わりに、1~3%ほどカフェインが残っているのが玉にキズ……。
貧血で特に注意されていなければ気にならない分量だと思いますが、どうしてもという方には次にお勧めする完全なノンカフェインをどうぞ!
たんぽぽコーヒー
ノンカフェインの「タンポポコーヒー」をご存知ですか?
ヨーロッパで手作りコーヒーとして昔から愛飲されていて、たんぽぽの根っこを原料にしています。
これは本物のコーヒーに比べ味が薄いと誰にでも確実にわかりますが、私はむしろこっちの方が好きで3年以上飲んでいます。
普段からアメリカンなど薄めのコーヒーを好む人なら抵抗なく(もちろん美味しく)飲めると思いますよ♪
カフェインが少ないお茶
食後には絶対お茶!
とか、
コーヒーより紅茶!
という人はけっこう多いと思います。
ただ、いかんせん紅茶や緑茶はカフェインが多い!
でもノンカフェインのお茶の種類はかなりありますので、健康茶マニアの家で育った私の個人的な感想も添えてご紹介します。
そば茶
そば茶とは、その名の通り「日本そば」と同じ「そばの実」を原料にして作られるお茶のこと。
そのなかでも私は特に「韃靼そば茶」が好きです。
その香ばしさと、飲んだ後のすっきり感がそば茶の魅力です。
しかも普通のそば茶よりもポリフェノールの一種であるルチンを多く含んでいますので体にも良さそうです。
甜茶
甜茶は中国茶の一種で、さまざまな木の葉から作られるお茶の総称です。
甜茶の「甜」は中国語で「甘い」という意味があるように、ほんのりした甘みがあります。
母が漢方薬として飲んでいたこともあり、ノンカフェインと知って驚きました。
ちょっと甘めなので、私は食後よりは食間に飲むことが多いですね。
杜仲茶
杜仲茶も中国茶のひとつで、杜仲という木の葉を煎じたお茶のこと。
ダイエットに熱心な伯母が毎日飲んでいます。
独特の渋みがあるにはありますが、ノンカフェインの上に鉄分も入っている優れもの。
毎日飲むお茶ではないと思いますが、たまに飲みたくなるお茶です。
黒豆茶
黒豆茶は「黒大豆」を原料に作られたお茶。
そば茶に出会ってこんなおいしいお茶があったのかと思いましたが、黒豆茶を飲んだら首位交代です。
黒豆も鉄分が多いのがさらにうれしいところ。
濃い麦茶のような、香ばしく飲みやすいお茶です。
ゴーヤ茶
ゴーヤ茶は「苦瓜」と書く、あの沖縄料理「ゴーヤチャンプルー」でおなじみのゴーヤを原料にしたお茶のこと。
最初はゴーヤの味を想像しておそるおそる飲みましたが、飲んでみると苦さもなく飲みやすかったです。
たまたま夏に飲んでみたのですが、温かいお茶より冷たい方がおいしく思いました。
ルイボスティー
ルイボスティーとは、南アフリカのみ自生する「ルイボス」という植物を原料にしたお茶のこと。
これは渋みのない紅茶みたいな味で、最初は少し物足りなさを感じました。
でもルイボスティーの味に慣れると、むしろ紅茶を飲んだときに「苦い」と思うように。
ディカフェの紅茶と飲み比べると、個人的にはルイボスティーの方が好きです。
麦茶
麦茶はもはや説明する必要がないくらい日本の夏には欠かせない飲料です。
原料は大麦で、冷やして飲むのはもちろん、冬は温めて飲んでも美味しいですね。
日本を代表するノンカフェイン飲料で、その歴史は古く、平安時代から飲まれていたとか。
どくだみ茶
どくだみ茶とは植物の「どくだみ」の葉を乾燥させて作ったお茶のこと。
デトックス効果もあると言われ、健康茶として年配層には人気があります。
最近では「爽健美茶」に使われていることで若い人にも少しずつ知られてるようになってきました。
カモミールティー
カモミールティーは、ハーブのひとつ「カモミール」から作られたお茶。
ハーブティーの代名詞ともいう存在で、リラックス効果が知られているため、若い女性を中心に夜寝る前に飲む人が多いですね。
私も一時期飲んでいましたが、正直いって味自体はそれほど美味しくはありません……。
はと麦茶
はと麦茶は、「ハトムギ」という麦から作られるお茶のこと。
麦茶の一種に思われますが、麦茶が大麦が原料なので、違う種類の麦で作られたお茶です。
味は麦茶とほぼ同じですが、ほんの少しはと麦茶のほうが香ばしいですね。
飲み物のカフェイン量を比較
それでは最後に「カフェインが多いと言われる飲料」と、今回ご紹介した「カフェインが少ない飲料」のカフェイン量を比較してみましょう。
飲料の種類 | カフェイン量 |
---|---|
玉露 | 160mg |
コーヒー | 60mg |
エナジードリンク | 30mg |
紅茶 | 30mg |
烏龍茶 | 20mg |
煎茶 | 20mg |
コーラ | 15mg |
ディカフェ | 3mg |
たんぽぽコーヒー | 0 |
そば茶 | 0 |
甜茶 | 0 |
杜仲茶 | 0 |
黒豆茶 | 0 |
ゴーヤ茶 | 0 |
ルイボスティー | 0 |
麦茶 | 0 |
どくだみ茶 | 0 |
カモミールティー | 0 |
はと麦茶 | 0 |
※すべて100mlあたりのカフェイン量です。
やっぱりコーヒーを一日に何倍も飲むのはカフェインの摂りすぎになりますし、トイレが近い人はより頻繁に通うことになってしまうでしょう。
煎茶(緑茶)もほどほどにして、そのほかのカフェインが少ないお茶に切り替えるのがベストですね。
まとめ
カフェインが少ない飲み物をご紹介してきました。
あらためてまとめると
- ディカフェ
- たんぽぽコーヒー
- そば茶
- 甜茶
- 杜仲茶
- 黒豆茶
- ゴーヤ茶
- ルイボスティー
- 麦茶
- どくだみ茶
- カモミールティー
- はと麦茶
こんなラインナップです。
私が個人的にオススメするのは、コーヒー派の人には「たんぽぽコーヒー」、お茶派の人には「はと麦茶」ですね。
昔、産婦人科で、鉄分の錠剤を飲むときの注意点を教えてもらっていた時、最後に先生が
こうしなきゃいけないのに、××しちゃった!ってくよくよすると、お母さんにもお腹の赤ちゃんにも良くないから、たまにうっかりカフェイン飲んでも気にしないでいいですよ
と優しくアドバイスしてくれました。
「もちろん、毎日だと困るけど」と最後に釘を差されましたが。
でもその一言で気が楽になった覚えがあります。
そば茶や甜茶、黒豆茶はノンカフェインと知らずに愛飲していたお茶だったので「無理してノンカフェインを飲む」という義務感もなくラッキーでした。
味は自分の好みがあると思いますので、小さいパッケージでまずはご自分の好みを確かめてみてはいかが?
きっと好きなお茶やコーヒーが見つかると思います。
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