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徒歩1時間を自転車で換算すると何分?【答えは20分です】

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徒歩1時間を自転車で換算すると何分?

Googleマップで目的地までの所要時間を調べたら、徒歩1時間と分かった場合。

自転車では、だいたいどれくらいの時間で着くのでしょうか?

新居を探していても、不動産広告に「徒歩1時間」なんて出てたりします。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

この距離をもし自転車で通勤をするとしたら、何分かかるのか知りたいですよね?

そこで、今回は

  • 徒歩1時間は自転車に換算すると何分?
  • 徒歩○時間を自転車の所要時間に換算する計算方法
  • 徒歩と自転車の消費カロリーの比較
  • 自転車通勤のメリット・デメリット

などなど、気になる点をまとめてみました。

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徒歩1時間を自転車に換算すると何分?

まず答えからいうと、徒歩1時間は自転車で20分です。

信号待ちしたり、坂道で減速するロスタイムを含めると、25分ほどでしょう。

これは普通の自転車(ママチャリ・シティサイクル)に乗り、平均的な速度で走行した際の目安時間です。

不動産広告の「徒歩1時間」の場合

不動産広告で、よく「駅まで徒歩○分」といった紹介を見かけます。

不動産業界のルールでは、徒歩1分=80mと決められているんですね。

ですから、徒歩1時間の距離は

1時間(60分)×80m=4800m(4.8km)

これが実際の距離になります。

この距離から不動産広告の徒歩1時間(4.8km)を計算すると、所要時間19分12秒となります。

「徒歩1分=80m」の基準は、女性がハイヒールを履いて歩いた分数をもとにしています。

徒歩○時間を自転車の所要時間に換算する計算方法

徒歩でかかる時間をもとに、自転車での所要時間を求めるには、ざっくりと

徒歩の3分の1の時間

と換算すればOKです。

つまり、計算式にすると以下のようになります。

徒歩の所要時間÷3=自転車の所要時間

徒歩1時間の場合は

1時間(60分)÷3=20分

こうして自転車の所要時間に換算できるわけですね。

日本人の平均的な歩行速度(時速)

我々日本人の平均的な歩行速度は

時速4.8km~時速5.4km

くらいだと言われています。

男性や女性、体格などによって変動するのは当然ですが、間をとって「時速5km」と覚えておけばいいでしょう。

ちなみに私の場合、5kmの道のりを普段の歩くスピードでウォーキングしたら、ちょうど1時間かかりました。

ですから、やはり時速5kmの目安は正しいと思いますよ。

自転車の平均的な走行速度(時速)

「自転車」と一口に言っても、現在では様々な種類を見かけます。

それぞれの自転車は用途も目的も違うので、出せるスピードもバラバラ。

自転車ごとの平均速度を見ていきましょう。

各自転車の平均速度

自転車の種類 平均速度(時速)
ママチャリ(シティサイクル) 13km~19km
マウンテンバイク 20km~25km
クロスバイク 20km~25km
ロードバイク 25km~30km

ママチャリ(シティサイクル)の一般道での速度は平均15km

もっとも普及率が高い自転車といえばママチャリ(シティサイクル)。

学生からお年寄りまで、一般の人はほとんどママチャリを愛用しているはず。

このママチャリも漕ぎ方でこれだけスピードが変わってくるんですよ。

  • ゆっくり漕ぐ:13km
  • 力を入れて漕ぐ:16km
  • 立ち漕ぎ:19km

ただ、信号や歩行者が多い一般道(歩道)では、平均的に時速15kmほどしか出せません。

ですから、この時速15kmというスピードで徒歩1時間の距離の所要時間を計算しています。

徒歩と自転車の速度の比較

徒歩と自転車の速度をあらためて比較したのがコチラ。

  • 平均的な徒歩の速度:5km/h
  • 平均的な自転車の速度:15km/h

両者の速度の差を計算すると

15km/h(自転車)÷5km/h(徒歩)=3

一目瞭然で、自転車は徒歩の「3倍のスピード」だと分かりますね。

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徒歩と自転車の所要時間の換算表

ここまでに分かった徒歩の速度(5km/h)と自転車の速度(15km/h)というデータを使って、徒歩○時間のそれぞれの自転車での所要時間をまとめましょう。

換算して一覧にまとめた表がコチラになります。

徒歩の所要時間 自転車の所要時間
1時間10分 23分
1時間15分 25分
1時間20分 27分
1時間25分 28分
1時間半 30分
1時間35分 32分
1時間40分 33分
1時間45分 35分
1時間50分 37分
1時間55分 38分
2時間 40分
小数点以下は四捨五入しています。

【注意】自転車の所要時間は変化します!

徒歩1時間なら自転車だと20分で着きます。

しかし、いつもその時間で到着できるとは限りません。

自転車での移動時間は、外的要因で大幅に伸びる可能性もあるんですよ。

その要因がこの4つです。

  • その日の天候
  • 移動する時間帯
  • 信号の数
  • 坂道の有無や数

その日の天候

自転車通勤をしている友人に聞くと、雨が降った日でも無理に自転車に乗ると、晴れた日の2倍近く時間がかかると言っています。

雨が激しいと路面がスリップするのでスピードが出せませんし、自動車もノロノロ運転になるので仕方ありませんね……。

移動する時間帯

現在の道路交通法では自転車も軽車両に含まれるため、基本的に車道を走るのがルールです。

すると障害になるのが行き交う自動車たち。

通勤ラッシュの時間帯は道路も混み合うので、スピードが落ちたり、何度も信号にひっかかるなど所要時間が伸びるのは当然でしょう。

信号の数

人口の多い都市部に住んでいれば、それだけ信号の数が増えて、停止する回数が増えます。

信号を遵守して走行すれば、やはり所要時間は伸びるでしょう。

まして開かずの踏切でもあれば、おそろしく時間がかかる恐れも……。

坂道の有無や数

日本は全国的に平坦な土地が少ないため、どこでも坂道にでくわします。

もし通勤や通学路に坂道が数多くあると、思った以上に減速させられるはず。

急な上り坂が多発するエリアで、仕方なく自転車を降りて押すケースがあると、徒歩とそう変わらなくなる恐れも……。

自転車通勤が可能な距離

毎日、会社や学校までの自転車の通勤・通学に適しているとされる距離がこちら。

  • ママチャリ(シティサイクル):5kmまで
  • スポーツサイクル:15kmまで
事情通
事情通

ママチャリでは、徒歩1時間の距離(5km)が限界。

それ以上の距離になると、趣味でスポーツサイクルを乗りこなしている人以外は苦痛以外の何物でもなくなりますから。

スポーツサイクルを乗りこなす人なら、トレーニングも兼ねて15kmまでなら十分許容範囲内だそうです。

ちなみに15kmは、徒歩にすると3時間の距離になります。

スポーツサイクルは、ロードバイク・マウンテンバイク・クロスバイクの総称です。

徒歩1時間と自転車20分の消費カロリーの比較

徒歩で1時間歩いたのと自転車を20分漕いだ消費カロリーを比較すると、こうなります。

  • 徒歩1時間:227.75kcal
  • 自転車20分:100.485kcal

体重が50kgの人が同じ距離(5km)を進んだ場合の消費カロリーです。

計算にはMETsという運動強度の指標を用いました。

各運動のMETsのデータと計算式がコチラ。

  • 徒歩(時速5.6kmで早歩き):4.3METs
  • 自転車(時速12~19kmで漕ぐ):5.8METs
  • METs×運動時間(h)×体重(kg)×1.05

1分当たりの消費カロリー比較

上記で割り出した両者の消費カロリーから、1分当りの消費カロリーを計算したのがコチラ。

  • 徒歩:3.8kcal
  • 自転車:5kcal

このようにもし同じ時間だけ運動すれば、自転車のほうが消費カロリーは高くなります。

【結論】同じ距離ならウォーキングのほうが消費カロリーが高い!

しかし、今回のように「徒歩1時間の距離(5km)」を移動する条件で比較すると、ウォーキングのほうが消費カロリーは高くなるんですね。

なぜなら、自転車はスピードが速く、徒歩より短時間で目的地に到着するため、結果的に「運動時間が短くなる」からです。

運動強度(METs)は徒歩よりも高いものの、時間が短いせいで不利というわけ。

もし「移動時間の短さ」よりも「消費カロリー量」を重視するなら、徒歩を選びましょう。

徒歩1時間の距離を自転車通勤するメリット・デメリット

さすがに徒歩1時間の距離を毎日歩いて通勤・通学する方はいないはず。

とすれば、バスか自転車を選ぶことになるでしょう。

ここでは、自転車通勤をする場合のメリット・デメリットをご紹介します。

メリット1.電車やバスの時間に合わせなくていい

自通勤の足に電車やバスを使うと、朝は時刻表を目安に出かけないといけませんし、帰りも終電車や終バスの時間が気になります。

でも、自転車なら自分の好きなタイミングで行き帰りができるので気楽ですよ。

メリット2.交通費がかからず経済的

会社に勤めているなら通勤手当が支給されますが、自営業だとすべて自己負担。

そんな地味に負担になる交通費も自転車で通勤するならタダになります。

メリット3.日常的なダイエット運動の代わりになる

さすがに徒歩よりも消費カロリーは減りますが、それでも毎日サイクリングして通えば、塵も積もれば山となる!

自然とダイエットになるでしょう。

気がついたら、体重が減っていたりして?

デメリット1.駐輪場の確保と料金

自転車は駅前の路上などに勝手に停めると、市町村の行政により撤去されます。

ですから、民間か公営の駐輪場を月極で借りる必要があります。

交通費自体はタダですが、駐輪場代だけは自己負担は避けられません。

駐輪場探しのサイト紹介

そんな駐輪場代を探すには、こちらのサイトが便利です。

全国の自転車駐輪場一覧-NAVITIME

デメリット2.天候次第で不可能になる

大雨や台風など悪天候の日は自転車には乗れません。

小雨程度なら、雨合羽を着ればなんとかなるものの、路面がスリップするので危険なのは確か。

また、真夏の猛暑の日は熱中症になる危険性もあります。

住んで分かった!駅から徒歩1時間の地域の様子

私は駅から歩いてちょうど1時間かかるエリアに住んでいます。

関東某所の地方都市の郊外ですが、住んでみて分かった特徴を挙げると

  • 緑が多く静かである
  • 虫は中心部より多い
  • 平日のバスは11時台まで
  • 休日のバスは10時台まで
  • 一軒家は車を二台所有するのが普通
  • 飲食店はチェーン店が中心
  • 大病院へは中心部から通うより近い

こんなところです。

電車に乗って遠出するには不便ですが、それ以外の面では暮らしやすい気がします。

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まとめ

徒歩1時間は自転車では何分かかるのか?解説してきました。

最後にポイントをまとめますね。

  • 徒歩1時間は自転車で20分である
  • 不動産広告の「徒歩1時間」は自転車で19分12秒
  • 自転車の所要時間は「徒歩の1/3」と換算すればよい
  • 平均速度は、歩行で5km/h、ママチャリで15km/h
  • 自転車の所要時間は外的要因で左右されやすい
  • 自転車通勤が可能な距離はママチャリで5kmまで
  • 徒歩1時間のほうが自転車20分より消費カロリーが多い

私の場合、家から駅までの徒歩1時間の距離をゆっくり自転車を漕ぐと、22~23分くらい。

車道には車が少なく、信号が点滅している深夜なら、立ち漕ぎで猛スピードで飛ばして、わずか13分で駆け抜けたことがあります。笑

それくらい時間には幅がありますので、20分はあくまで目安だと思ってくださいね。

自然・科学
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