先日、夫婦で家電量販店に行ってきました
夫とリビングに置く扇風機を探しに行ったんですが、おしゃれなサーキュレーターを発見!
そこで迷ったのがサーキュレーターと扇風機のどちらが涼しいのか?ということ。
さっそく、店員さんに聞いてみることに~。
すると店員さんが教えてくれたのは、サーキュレーターと扇風機では役割や使い方が違うという事実。
見た目や機能はどちらも似ていて同じもののように思いますが、ちゃんと違いがあったんです。
軽く説明を受けてから一度帰り少し調べてみると、電気代の違いや上手く活用することで節約も出来ることが分かってきました。
ここでは、店員さんが教えてくれた
- サーキュレーターと扇風機はどちらが涼しい?
- サーキュレーターと扇風機の決定的な違い
- 電気代はどう違う?
などをご紹介しますね。
家電オンチな私なので、難しい言葉は使わずにわかりやすく説明しましょう。
サーキュレーターと扇風機、どちらが涼しい?
サーキュレーターの用途は、室内の空気を循環させるため。
一方、扇風機は人に直接風を当てて涼むため。
ですから、どちらが涼しいかと言えば扇風機なのは当然です。
しかし同じように風を起こして送る機械なので、サーキュレーターの風も涼しいんですよね。
だったらサーキュレーターは扇風機の代わりになりそうですが、そうは問屋がおろしません(笑)
サーキュレーターの起こす風は直線的なので人が近くで受けると強く感じてしまいます。
目を開けていらないというか、目が乾いてしまうくらいの風です。
なにより扇風機に良くある首振り機能が無い物も多く、音がうるさいというデメリットもあります。
私の実家にあるサーキュレーターは静音設計じゃないので、テレビの音が聴こえないほどの爆音が……
それに比べ扇風機は柔らかい「らせん状」の風を作り出していて、音も静かなので就寝時にはとても適しているのだとか。
簡単に言えばサーキュレーターは間接的に、扇風機は直接的に涼しいと言うことですね。
家電量販店の店員に聞いたサーキュレーターと扇風機の大きな違い
扇風機とサーキュレーターってどう違うんですか?
という私の無知丸出しの質問に、店員さんはこう教えてくれました。
サーキュレーターとは?
- 【役割】・・・室内の空気を循環させる
- 【効果】・・・室内の空気を均一にすることが出来る
- 【風が届く範囲】・・・風が遠くまで届きやすい
サーキュレーターの風は直線的で遠くまで届くので、夏ならエアコンで冷やした空気を隣の部屋まで届けて循環させることが出来ます。
エアコンや暖房と併用して使う方にはサーキュレーターをお薦めしているそうですよ。
扇風機とは?
- 【役割】・・・人の体に直接風を送る
- 【効果】・・・暑いときに涼むことが出来る
- 【風が届く範囲】・・・風が遠くまで届きにくい
扇風機は人に向けて使うので、柔らかい風を広範囲に当てるように作られているんですね。
ようするに「ここ」が違う!
つまり扇風機とサーキュレーターの違いをまとめると
- 扇風機は涼むためのもの
- サーキュレーターは部屋の温度を均一にするためのもの
と、こうなるんですね。
電化製品にうとい私でもこの説明ならストンと腑に落ちました。
サーキュレーターと扇風機の電気代の違い
サーキュレーターと扇風機の電気代はどのくらいなのかも気になりますよね?
一般的なサーキュレーターの場合、消費電力が30W~50Wくらいなので、仮に50Wで計算すると
一時間あたり・・・1円
一方、扇風機は一般的な製品の場合、消費電力20W~40W位なので「強設定」の40Wで計算すると
一時間あたり・・・0.88円
んっ、あんまり変わらないじゃん!
って思いましたか?
確かに消費電力で比べるとあまり違いはありませんが、サーキュレーターを正しく活用すると家の電気代を節約出来ることが出来るんですよ。
サーキュレーターが本領発揮するときはクーラーや暖房器具と組み合わせた時なんですね。
夏に冷房をつけた時や冬に暖房をつけた時、同時にサーキュレーターを使うと通常よりも早く設定した温度にすることが出来ます。
また、室内の空気を循環させることで温度を効率よく調整できるんです。
扇風機はサーキュレーターよりも少し消費電力は少なく安上がりですが、風が遠くまで届かないためサーキュレーターの代わりにはなりません。
ただ、夏場はエアコン自体を使わずに扇風機の風だけで生活すれば、エアコンの消費電力と比較すると節約になります。
なので扇風機のライバルはサーキュレーターではなくエアコンということになりますね。
まとめ
では、ここまでの情報をまとめておきますね。
- [サーキュレーター]=空気を循環させるためのもの
- 消費電力・・・30W~50W(1時間当たり1円位)
- 風質・・・直線的で強い
- 機能・・・風を遠くまで送れる
- 運転音・・・大きいので就寝時には向かない
- 主な使用方法・・・冷暖房と組み合わせると効果を発揮
- [扇風機]=直接風を人に当てるためのもの
- 消費電力・・・20W~40W(1時間当たり0.88円位)
- 風質・・・柔らかく広範囲
- 機能・・・首振り、タイマー、風量調整等
- 運転音・・・静かなので就寝時に適している
- 主な使用方法・・・暑い時に近距離で人に向けて使う
これでサーキュレーターと扇風機の違いはバッチリですね。
サーキュレーターと扇風機のどちらを購入しようか迷った時は、用途に合わせて選ぶと良いと思います。
ただ、現在ではこのような扇風機なのにサーキュレーターにもなる兼用の製品も。
どっちも欲しい人は、こういうタイプが向いてますよ。
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