鼻の奥がツーンとして痛いときってありませんか?
手が届かないところなだけに結構気になるし、不快きわまりない!
鼻をかんでも余計に痛い気がするし…
そんなとき、風邪の引き始めかな?って思う人が多いかと思います。
でも鼻の奥が痛い原因は風邪の引き始めのときももちろんそうですが、他にも原因があったんです。
今回は鼻の奥が痛いときの原因とその改善方法について調べました!
原因その1【空気の乾燥】
粘膜で覆われている鼻の内部は乾燥に弱く、空気が乾燥すると鼻の奥が過敏になり痛みを感じやすい状態になります。
ホテルの室内や、飛行機の中など気密性の高く空調が効いた場所等だと乾燥しやすいので痛みを感じることが多いようです。
濡れマスクをしたり、加湿機をつける。
それらが無い場合は濡れたタオルを干しておくと湿度が上がり粘膜の乾燥が和らぐので痛みを防ぐことができます。
原因その2【温度差があるため】
温かい場所から急に温度の低い場所へ移ると鼻の奥が痛むことがあります。
これは急激な温度差により、鼻の粘膜が冷気を痛みと勘違いして感じてしまうために起こります。
マスクをしたり、マフラーで鼻を覆う等、温度差を緩やかにすると痛みを緩和することができますよ。
それらが無い場合は温度に慣れるまでは大きく息を吸い込まずゆっくり呼吸するようにするといいですよ。
【鼻の奥が痛い時のマッサージを動画で解説】
原因その3【鼻のかみ過ぎ】
鼻をかみすぎると鼻の奥が痛みますよね。これは鼻をかむことで粘膜に負担がかかり炎症を起こしているので痛くなります。
また、鼻をかむということは風邪を引いていたり、アレルギーを引き起こしていたりして、もともと粘膜に炎症が起こっている可能性も多いので痛みが強く出ます。
鼻のかみかたを工夫しましょう。
思いっきりかむのではなく、片方ずつゆっくりとかむようにすると痛みが和らぎます。

原因その4【風邪の引き始めや副鼻腔炎】
冒頭でも挙げたように風邪の引き始めで痛くなる人も多くいます。
鼻の粘膜に風邪の菌が感染して腫れてしまうので痛みを感じるのですが、原因はそれだけではありません。
鼻の周りに副鼻腔という空洞があり、そこに風邪の菌が入るとそこが炎症を起こし、副鼻腔炎になります。
いつもの鼻の痛みより奥が痛いなと感じる場合、副鼻腔炎の場合もあります。
風邪薬を飲み安静にすると風邪とともに治ります。
副鼻腔炎の場合悪化すると慢性化することもあるので、なかなか痛みが引かない場合は早めに耳鼻科を受診してくださいね。
痛むのは鼻の機能が低下しているから!
鼻が痛いのは風邪の引き始めだけかと思っていましたが原因は結構たくさんあったんですね。
風邪を引いていなくても「鼻が痛い=粘膜が痛くなる」ということは、、外から入ってくるウイルスや菌などを防ぐ「本来の鼻の機能」が低下しているということです。
その状態が長く続くと体調を崩す事になりかねません。
鼻が痛いなぁと感じたらすぐに対策するようにしたいですね。
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