お葬式に、お供え物を用意する際、何を用意したら良いか迷いますよね。
私も祖父のお葬式で「香典は不要」と言われ、お供え物として何を持って行けば良いのか迷いました。
のしの書き方や金額など、遺族の方にとって失礼になってしまったら困ります。
そこで、今回は、お供え物に何を用意したら良いのか、また、お供え物の金額の相場はいくらくらいになるのか等を調べましたよ!
お葬式のお供え物はどうやって用意する?
お葬式のお供え物。
何をどうやって用意したら良いか迷うかと思いますが、そんなときは
お葬式を主催している葬儀会社に連絡する
そうすれば、お供え物が注文できますよ。
どうやって用意したら良いか迷わずにすむので安心ですね!
注文する際は「電話」か「カタログ」を見て決めます。
カタログに載っているお供え物の相場は、
だいたい5,000円から15,000円程度
が普通です。これくらいの金額を想定しておきましょう。
お葬式のお供え物は「どんなもの」を用意すれば良い?
お供え物を手配する際には
親族で分けて持ち帰られるもの
を意識して選ぶと良いでしょう。
■一般的なお供え物リスト
- 乾物
- くだもの
- 花束
- 線香
- ロウソク
「乾物」は賞味期限も長く、一人暮らしの人や主婦の人にも喜ばれます。年代も問わず食べられるものですね。
「くだもの」も、お供えとして華やかなので、とっても良いですね。
特に、メロンなどの高級な果物は普段自分でわざわざ買うこともないので、喜ばれます。
「花束」をお供えするのも喜ばれると思いますよ。お花も分けて持ち帰れますしね。
「線香」や「ロウソク」なども一般的です。
また、宗派でお供え物として主流になっているものが異なり、仏教では肉や魚などが殺生にあたるため、お供えとして好ましくないとされています。
神道では、線香やロウソクは好ましくないとされています。
キリスト教では、お供え物は基本的になく「供花」がお供え物として認められます。
続いて、お供え物としてふさわしくないものなのですが、ケーキや刺身などの「生もの」は、故人が好きだったとしても、お供えしない方が良いです。
生ものは早く食べなければいけませんし、会館に置いておくとなると食中毒が心配ですからね。
また、お供え物を葬儀会社のカタログから選ぶのではなく、自分で用意したものを持ち込みたい場合、
葬儀会社によっては「持ち込み禁止」
としているところもあるので、事前に葬儀会社に電話で確認した方が良いでしょう。
もし、持ち込みが許可されて、お供えを持参したときは「お供えしてもよろしいでしょうか?」と喪主に声をかけて、お供えしましょう。
お供え物の「のし」はどうするの?
お供え物では、包装紙や「のし」の表書きを「弔事用」にします。
のしの真ん中の飾り紐を「水引」と言うのですが、弔事用ではこの水引を「結び切り」にします。弔事の水引は5本にするのが一般的です。
結び切りとは、上側に結び終わりが来る格好になるような「解くのが難しい結び方」です。
「繰り返すことのないように」
という意味を持ちますので、婚礼でも使用されます。
この結びきりは東日本と西日本で少し形式が違いますので注意が必要です。
・西日本の場合は黄白5本の結び切りを選びます
表書きは宗派によって違い、仏教では
- 「御供物」
- 「御供」
と書きます。
神道では
- 「御供」
- 「偲び草」
と書きます。
そして、のしの下部には、送り主の名前を書いておくようにします!
気持ちのこもったお供え物を
いかがでしたでしょうか。急なお葬式で、香典が不要とされた場合でも、これで故人に思いを伝える事ができますね。
そして、遺族への配慮の気持ちもきっと伝わるでしょう。
私が祖父のお葬式に参加した際、参列者に高齢の方が多かったため、全員がしきたりにならったマナーある対応をされていました。
そんな中、私も恥をかかないように…と緊張して参列しましたが、お供え物についてもきちんと調べていたので、無事に最後のお別れをする事ができました!
ぜひ参考にしてください。
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