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社日2017年はいつ?この日の意味とは?社日祭の日程やお供えも解説

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行事予定を確認しながら手帳にスケジュールを書き込んでいた時の事なんですが、【社日】(しゃにち/しゃじつ)と言う日を発見したんです。

何かの祝日かと思ったのですがどうやら違うらしく、気になったので調べてみることにしました。

現在のカレンダーでも社日を記載しているものも少なく、何の日なのか知っている人も多くいません。

しかし昔はこの日をとても大切にしていて、社日祭と言うお祭りも催されていました。

この社日と社日祭について、私が調べたことをまとめましたので参考にしてみて下さい。



「社日」の意味は?2017年の日程はいつになる?

神主
まず社日の意味を解説していきましょう。

社日とは「雑節」のひとつで

産土神(うぶすながみ)という神様を祀る日

のことです。

年に2回(春と秋)にあり、春の社日を「春社」、秋の社日を「秋社」と呼びます。

あ、そもそも「雑節」って何か、ご存知ですか?

日本の四季を二十四等分した「二十四節気(春分や秋分など)」があるのはご存知だと思いますが、この二十四節気は中国から伝わりました。

ですから中国の気候に合わせて作られたものであり、日本の気候に合わない部分もありました。

そこで日本の気候に合わせて、取り入れたい行事を行う日を補うために設定されたのが「雑節」というものなんです。

この雑節の一つが『社日』というわけですね。

【2017の社日はいつ?】

戊(つちのえ)は「土の兄」とされていて、土に関係のある日として戊の日になりました。

社日は、この戊の日に

五穀豊穣を願い、大地に感謝し産土神(うぶすなかみ)を祀り祈願する

ために設けられた雑節です。

※産土神(うぶすながみ)…地域ごとに存在して土地を豊かにし、そこに生きる人々を守ってくれる神様のこと。

知っておきたい!社日祭ってどんな祭り?

稲と枡に入った米
社日祭は春と秋の二回行われ、祈願の仕方も時期によって違います。

社日祭は地域により特色があり、行事の内容も異なります。

■神奈川県の比々多神社
例祭式として豊作と収穫を感謝する。

■長野県小県郡
(春社)お餅をついて祝う/(秋社)稲を一株抜いて田の神様に捧げる。

■福岡県筥崎宮
箱崎浜の真砂を竹のカゴに入れ、玄関に供える。

■群馬県の社日稲荷神社


日程:3月と9月の第四日曜日+前日の土曜日

近隣の農家の人や参拝者で賑わう祭り。神前に供えた大釜に熱湯を沸かして、それを全身に浴びて「家内安全・厄難除け」を祈祷する探湯神事が行われる。参道には露店が並んで吉田の里神楽も行われる。

覚えておこう!社日祭に必要なお供えものがこれ!

社日祭では、地域ごとの土地の神様(産土神/うぶすなかみ)を祀る【社日宮】にお供えをします。

この日は農作業を休み、おはぎを作って一升枡に米を入れ、お銚子にお酒を入れてお供えします。

【社日祭に必要なお供え物】

この土地の神様(産土神/うぶすなかみ)にお供えする酒を特別に

治聾酒(じろうしゅ)

と言います。この社日に酒を飲むと耳の障害が治るという言い伝えがあり、そのような名前が付いています。

※言うまでもないですが、もちろんただの「言い伝え」であり、なんの科学的根拠もありません。

地域によって異なりますが、一般的に秋の社日には刈り取った最初の稲(初穂)をお供えする風習もあります。

社日は、土の神様が来られる日としているため、この日は土をいじらずに神様をお迎えするのが正しい過ごし方です。

【最後に】風習を風化させないために

島根県の安来市(やすらぎし)というところには社日小学校という学校があるそうです。

この学校で育った小学生は自然と「社日」の存在を知ることになると思います(笑)

しかし、そんな存在と関係なく育った大半の人は、「社日」という雑節があることさえ知らないはずですよね?。

なぜかと言うと、現代では土を触ることすら珍しくなったからです。

日常的に土に触れる農家(農業従事者)はともかくとして。

社日と言う行事は神様と大地に感謝し、農作物がたくさん採れますようにとお祈りする行事です。

この行事を行う風習を風化させるのは、少しもったいない気がします。

普段土に触れる機会の少ない私達ですが、少しでも社日に対する理解を深めることが出来たなら未来に残していくことも出来ると思います。

豆知識程度でも構わないので、是非覚えておいて下さい。

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