新しい季節

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ムスカリ(青・白)の花言葉が悲観的すぎる!なぜなの?

春が近づくと、近くの公園の花壇がにぎやかになります。

「今年はチューリップの花、植えてくれるのかな?」なんて、時たま犬の散歩がてらに花壇の様子を見てるんですが、私の近くの公園ではまだその様子はうかがえませんでした。

これからが楽しみです(*^^*)

ところで、チューリップと一緒によく植えられている青紫色の花「ムスカリ」の花のこと、気になりませんか?

このムスカリという花は、なんといいますか「チューリップの引き立て役」だったり「グランドカバー」に向いているだとか、いつも地味…な扱いなんですよね。

ちなみにグランドカバーというのは、花壇の地面部分を覆うようにして見えなくさせたり、雑草を生えにくくさせる役割があるそうです。

なんとなくこの花について知りたくなって、花言葉を調べてみたんですよ。

そしたら、意外というか、「なんで?」という疑問ばかりが残りました。

そして深く調べてみて「なるほど、ムスカリだからこの花言葉なのか」と、妙に納得しました。

きっとみなさんも私と同じ気持ちになると思います。

是非、ご覧ください♪

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悲観的すぎるでしょ!ムスカリの花言葉

群生するムスカリ
花言葉には、その特質や見た目から想像できる象徴的な意味をつけたものが多く存在します。

つまり、その花の内面や外見を言い表してたりするんですね。

花言葉はひとつだけではなくて、1種類の花に対しても、たくさんつけられているものもあります。

花によれば、本数や色、飾り方なんかに対しても違う意味を持たせたりもしています。

花言葉の説明だけでいくらでも語れそうですが、そろそろ本題へ(^^;)

ムスカリの花言葉に注目してみましょうね。

【ムスカリの花言葉】

代表的な花言葉は

です。

なんと悲しい花言葉なんでしょうね。

100%ネガティブな言葉ばかり並んでいて、あの小さく可愛らしい花からはまったく想像がつきませんよね(^_^;)

しかし、待って下さい。それだけではありません。

ムスカリには、いい意味の花言葉だってあります。

このあたりは、良いイメージの花言葉ですね。

それでも、世間的には

ムスカリ=花言葉は悲観的

というイメージが強いみたいです。

西洋の花言葉でも調べてみますと

でした。

うーん、こちらでもパッとしませんね(^^;)

だいたい花言葉が「実用的」って、ひどくないですか?

もともと花言葉は19世紀に西欧で流行して広がりを見せたと言われています。

ムスカリの花言葉も、西ヨーロッパの影響を色濃く受けているのでしょうね。

そのあたりのことをもう少し調べてみましょう。

ムスカリの花言葉が悲しすぎる理由

大木の根元に生えるムスカリ
ムスカリの悲しい花言葉はなぜついたのでしょうか。

それはムスカリの特徴からきているものでした。

ムスカリと言えば、青紫、青、白、黄色の花を咲かせますが、やはり代表的なのは青紫色ですね。

この色が、ヨーロッパでは「悲しみの色」とされているんです。
 
 
■青い色は「良いイメージ」と「悪いイメージ」の両極端ある

花言葉では青色の花に対して「上品」・「高貴」という良いイメージと、「悲観」・「失望」などという悪いイメージを持たせることが多いです。

同じ青い花でも、花によっては良いイメージの花言葉をつける場合もあります。

(例)ヤグルマギクの花言葉:「繊細」・「優美」・「教育」

ムスカリの青色には、悪いイメージを強く持たせてしまったということなのですね。
 
 
■ルーツは西洋の「失望」にあった

西洋でのムスカリの花言葉「disappointment(失望)」から、日本で悲しい意味合いを持つ「悲観」や「失意」といった花言葉などが生まれました。

その一方で、ムスカリの「控え目で丈夫」・「他の花の邪魔をしない」といった特質を表した「usefulness(実用的)」という花言葉が元になって、日本では「通じ合う心」・「寛大な愛」という協調性を重んじる良いイメージを獲得したんだと思われます。
 
 
ちょっと難しい表現になってしまいましたかね。

つまり、ムスカリの花言葉がなぜこんな悲観的なものが多いのかというと、

こんな感じではないかと想像します♪

簡単説明「ムスカリ」のすべてが1分で分かる!


花言葉ばかりを説明してしまい、どんな花なの?と疑問に持たれている方もいらっしゃると思いますので、花の特徴をまとめておきたいと思います。

【ムスカリのまとめ】

花名:ムスカリ
学名: Musucari
別名:葡萄風信子(ぶどうひやしんす)
英名:Grape hyacinth
科名:ユリ(キジカクシ)科
分類:球根
原産地:地中海沿岸~南西アジア
草丈:20㎝前後
開花時期:3月~5月

・地中海から南西アジアに分布されており、40種も種類がある球根植物です。

ヒヤシンスと近縁の植物です。

・見た目はとてもおしとやかで控え目です。

・鈴なりの小さな花を咲かせ、花びらはあまり開きません

・色は、青紫、青、白、黄色、2色咲きなどがあります。

・香りは、「麝香」(じゃこう)のように強いものから、石鹸の香りのようなものまでありますが、最近のものにはあまり香りが強いものは少ないようです。

・丈夫で育てやすく、虫もあまりつきませんので、初心者向けの球根植物です。

【まとめて買っても安いので花壇のグランドカバーに】

知ってて得する「ムスカリ」という名前の由来

ムスカリの花
ムスカリという名前の由来についてもお話しますね。

由来を覚えておくと「この花の名前なんだっけ」という事も少なくなりますよ(^^)

ムスカリの名前、由来は「ある香り」にちなんでつけられました。

ムスカリすべてではなく、一部のムスカリだけなんですが、その花を嗅ぐと「麝香」(じゃこう)の香りがしたそうです。

※麝香とは、ジャコウジカやジャコウネコという動物の分泌物を原料とした「動物性香料」のことです。

ギリシャ語で「麝香」のことを「ムスク」と言います。

そこから、この花にはムスカリとつけられたと言われています。

現在、園芸種ではそんなに強い香りを発するムスカリはないそうですよ。

【悲しみと高貴の象徴】ムスカリに思う事

ムスカリの高貴な濃い青色、紫よりも鮮やかで、青よりも深い色、あの色を見て花言葉を「悲観」とつけた人は、少し妬んでたんではないでしょうか?

もしくは、気高く澄まして凛と咲く姿に、孤高の孤独を感じたのかも知れませんね。

見る人によって、花に対するイメージが変わるのは本当に面白いものです。

実際のムスカリは、とても親しみやすく、育てやすい素直な植物です。

したたかで出しゃばらないあのムスカリの生き様は、そのパッと見の控え目な姿とは裏腹に、しっかりとした生きる力を秘めているように見えます。

うまく世の中を渡っていく処世術を感じさせますね。

少しぐらいマイナスなイメージを植え付けられたぐらいで、へこたれない!

人生の応援花だと思いました♪

-自然・科学