新しい季節

知りたいことを、ぜんぶまとめて。

2018年の小正月はいつ?意味と由来を3分で理解しよう!

2017/10/31

先日、京都に旅行に行こうとガイドブックを見ていると、小正月の行事が載っていました。

小正月と聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?私もそうですが、お正月じゃなくて小正月?と、ピンとこない方もたくさんいらっしゃるかと思います。

そこで、小正月とはいったいどういうもので、その正確な日はいつなのか、小正月の意味や由来について、気になったので調べてみました!

スポンサーリンク


2018年の小正月(こしょうがつ)はいつ?

2018年の小正月は

1月15日(月曜日)です。

1月14日から16日までの3日間とされることもありますが、一般的には毎年1月15日だけを「小正月」と呼んでいます。

私たちが「お正月」と呼んでいるものは、正確には「大正月(おおしょうがつ)」と言って、元日の当日だけを指したり、元日の1月1日からの7日間を指したりします。

現在では、元旦のあるお正月だけをお祝いすることがほとんどですが、昔は小正月(こしょうがつ)の方が重んじられていたようです。

南天の実

小正月が1月15日になった由来って?

ではなぜ小正月が1月15日なのか、気になりますよね!

日本では古来から月の満ち欠けを暦の基準にしていて、

満月から次の満月までの間を一カ月

と決めていました。

昔の人は、満月をおめでたいものだと考えていたようで、一年で「一番最初の満月の日」を元日と呼んでいたのです。

昔の暦「太陰太陽暦」ではちょうど毎月15日が満月に当たるため、1月15日の満月が一年で最初の満月に当たるわけです。

このような理由で1月15日が「小正月」に決められたわけですね!

小正月ってどういう行事?

大正月が年神様を迎える日なのに対し、小正月は

・家族の健康を祈る家庭的な行事
・豊作祈願のための行事

となっています。

諸説ありますが、小正月は、

・七草がゆをお祝いする「七日正月」(なのかしょうがつ)
・十五日の「小豆正月」(あずきしょうがつ)
・二十日の「骨正月」(ほねしょうがつ)

まで続きます。

また、小正月は「女正月」とも呼ばれています。年の暮れから大正月に家事などで忙しかった女性の休息日との意味もあるようです。

月明かりで日を数えていた昔の人たちは、月がまだ細くて暗い朔日(ついたち)のお正月よりも、明るい満月が浮かび上がる小正月を「お正月さま(新年)がいらっしゃった」と喜び、めでたい事だとしていました。

私たちよりずっと敏感に、月の光や季節の移り変わりを肌で感じとっていたのかもしれませんね。

【京都の三十三間堂で行われる通し矢は小正月の風物詩】


外国人にも「美しい!」と評判です★

小正月には何をするの?

どんど焼きをはじめとして、なまはげや、もち花飾り(餅や団子を柳の枝につけたもの)を神棚に供えたり、鳥追いなどの行事があります。

どんど焼きとは、川原や田んぼなどに竹や笹などを積み上げたものに火をつけて、一年間の無病息災を願うものです。

このどんど焼きでお餅を焼いて食べると、一年間健康で過ごせると言われています。

また小正月は、昔から小豆粥を食べることから「小豆正月」とも呼ばれています。

神社の鳥居などが朱色に塗られているように、小豆の朱色は邪気を祓うと考えられていたことから、白いお粥に柔らかく炊いた小豆をちらして食べ、また一年健康で幸せに過ごせるようにとの思いが込められています。

小豆粥は、『土佐日記』や『枕草子』にも出てきますが、白いお粥に朱色の小豆、「いとをかし」ですよね。

どんど焼きの思い出

私の住む地域では、小正月のどんど焼きが、子どもの頃からずっと続いており、この時期の田舎の風物詩です。

冬の早朝、まだ真っ暗で凍えそうなほど寒い中、子どもたちは空きカンをガラガラと引きずりながら町内を元気に歩き、どんど火を知らせます。

高く燃え上がる炎に、パチパチと竹のはじける大きな音が川原に響きわたると、一気に体が温まります。

どんどの火で焼いたお餅を食べたり、地域の方が作ってくれたおしるこや豚汁をいただくのが毎年楽しみなんです。

小豆粥も食べると、さらに日本らしい趣のある1日を過ごせるかもしれませんね!

日本の季節はまだまだ奥が深いです。

-年中行事