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穀雨とは?【二十四節気】こんな素敵な意味がある日@2017年版

昨日のテレビの情報番組で「穀雨」について特集していました。

「穀雨」と聞いても今ひとつピンとこない。もしかしたら、初めて聞くという方も多いかも知れません。(私も、そのひとり!)

そもそも、二十四節気自体に馴染みがありませんよね。

そこで、穀雨とはどんな日なのか、あらためて調べてみました。

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<どんな日?>穀雨にはこんな素敵な意味があります

雨に濡れる新芽
「穀雨」(こくう)とはどんな日なのでしょう?

簡単にまとめると

「穀物を育てるために降る雨」のこと

・二十四節気の第六番目

・太陽黄径30度

春季最後の節気

・次の節気の立夏前日までの期間を指す

・西洋占星術では金牛宮(おうし座)の始まり

「雨が降って百穀を潤す」という意味に由来する

・穀雨の終わり頃に八十八夜がある

二十四節気の春は「立春」で始まり「穀雨」で終わりを迎えます。

変わりやすい春の気候が安定し、日ごとに日差しが強まる頃。

私たち日本人は、昔からこの時期になると田畑の準備に取り掛かりました。

ガーデニングや家庭菜園を始めるのにも最適です。穀雨は、作物が育つために重要な時期なのですね。

<日程について>2017年の穀雨はいつ?

2017年の穀雨はいつかといいますと

4月20日(木曜日)になります。

穀雨は太陽黄径が30度になる瞬間の時間によって決まるため、毎年日にちが変わります。

この瞬間は毎年6時間ずつズレ続けているのですが、4年に1度のうるう年でズレが解消されるため、

穀雨は毎年4月19日か20日のどちらか

となっています。

これなら覚えやすいですね。

ちなみに、2017年から向こう5年間の中で穀雨が4月19日なのは2020年だけです。

【畳むと濡れた部分が内側に来る「逆さま傘」】

畳んでも雨が周りに飛ばないので、電車や車の乗り降りをするとき特に便利に感じますよ。

<古来の暦>二十四節気とは?

そもそも「二十四節気」とはどういう意味なんでしょうか。

辞書にはこう書いてありました。

太陰太陽暦で、季節を正しく示すために用いた語。

1太陽年を太陽の黄経によって24等分し、その分点に節気と中気を交互に配列し、それぞれに季節の名称を与えたもの。

正月節は立春、正月中は雨水などと表す。

立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒。二十四節。二十四気。節気。

出典:goo辞書

元々は2600年前の中国で作られた暦のため、日本の気候とは多少の違いがあります。

しかし、毎年同じ時期に同じ節気が巡ることから、農業の目安として重宝し、日本でも使われるようになりました。

また、これら二十四節気は季節の挨拶にもなります。

「拝啓 穀雨の候‥」といった具合に、ビジネスでもプライベートでも使えます。

なるほど、そう考えるとより身近に感じることが出来ますね。

<繊細な表現>「雨」に関係する言葉の数々

穀雨は、別の表現で「瑞雨(ずいう)」とも言います。
雨合羽を着た子供
「慈雨」「甘雨(かんう)」という言葉もまた、穀物の成長を助ける雨といった同じ意味を持っています。

これらは夏の雨を表す言葉ですが、季節によって違う雨の降り方を表す言葉は数多く存在します。

一部をご紹介しましょう。

1:春の雨

■桜雨・花の雨・・・桜が咲く頃に降る雨。この頃のにわか雨は「花時雨」。

■春時雨・・・春のにわか雨。
 
 
2:夏の雨

■翠雨、青葉雨・・・青葉を美しく見せる初夏の雨。

■酒涙雨(さいるいう)・・・七夕に降る雨。
 
 
3:秋の雨

■秋入梅(あきついり)・・・梅雨のように続く秋の雨。

■秋霖(しゅうりん)、秋湿り・・・8月下旬~10月に降る長雨。
 
 
4:冬の雨

■氷雨・・・晩秋~初冬にかけて降る氷が混ざった冷たい雨。

■冬雨、寒雨、凍雨・・・冬に降る冷たい雨。

七夕に降る雨を〝逢瀬が叶わず流した涙″と例えるなんて何とも詩的な表現ですね。

【なぜか懐かしく感じる田んぼに降り注ぐ雨の風景】

はっきりとした四季の変化に加え、日本人の繊細な感受性がこのように多彩な言葉を生み出してきたのですね。

<まとめ>心躍る穀雨の頃に

しとしとと雨が降り続ける季節ですが、私はこの時期が一年の中で最も好きです。

穀雨生まれということもありますが、日毎に増えていく街路樹の鮮やかな緑に、新しい季節の訪れを感じてワクワクします。

まあ、ゴールデンウィークを迎える事もこの時期が好きな理由のひとつですが(笑)

清々しい風が吹く頃に八十八夜、そして季節は初夏に変わります。

今年の春は、穀物にとって恵みの雨「穀雨」を意識してみてはいかがでしょうか。

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