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「ご苦労様です」を目上に使うのは失礼って本当?正しい使い方は?

ビジネスマナーの本をみると社会人ってマナーでいっぱいですよね。

名刺の渡し方、書類の作り方、敬語、身だしなみのマナー、エレベーターの乗る場所、食事での席順…挙げるとキリがありません。

そのビジネスマナーの中に必ず書いてあることがあります。それは「ご苦労様です」の使い方についての記述です。

この言葉は「目上の人に使ってはいけません」とマナー本には書かれています。そこんところ、どうなんでしょうか?

今回は「ご苦労様です」の使い方についてピックアップしますね。

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「ご苦労様です」は目上の人に使っては失礼?

礼をする女性
「ご苦労様です」という言葉は苦労をねぎらう言葉として使われますが、ビジネス上のマナーを解説した本によると

・「ご苦労様」は目上の人に使ってはいけません、
・「ご苦労様」は上司が部下に声をかける言葉
・目上の人に同じ意味で声をかける場合は「お疲れさまです」と声をかけましょう

と解説されています。

ですから一般常識やマナーとしては

「ご苦労様です」を目上の人に使うのは失礼なこと

これが正解となります。

そうした常識が正しいマナーとされ、浸透していますので従いましょう。

「ご苦労様です」を使うのが「もしかしたら失礼かも」?と迷ったときは「お疲れさまです」を使っておけば無難と言えます。

「ご苦労様です」は目上の人に使っては失礼?

でも、どうして同じような意味の言葉なのに使い分けられるようになったのでしょうか?

それはほとんど同じ意味とはいえ、深いところでは微妙にニュアンスが違うからです。

【ご苦労さま(です)】
・相手に何かを頼んで、してもらったときのお礼の気持ちを表している
・お役目に対するねぎらいの言葉

例1)仕事を頼んで、それをやり遂げてくれたときに声をかける
例2)新聞や宅配便等の役目に対するお礼の気持ちを伝えるとき

 
 
【お疲れさま(です)】
同じ仕事をしている者同士がお互いの疲れをねぎらった気持ちを表している言葉。

例1)同期で協力して作り上げたプロジェクトが終了したとき
例2)上司が外回りから帰ってきたときに声をかけるとき

ただ、こうして見てみると上司に「ご苦労様です」と声をかけても間違いではない気がしませんか?

私は、現代のビジネスマナーが上司に「ご苦労様です」と声をかけては失礼だと決めてしまっただけで、意味としては「ご苦労様です」という言葉の方が丁寧な感謝の気持ちが込められているような気がします。

【ネズミ捕りに言う「ご苦労様」は皮肉になりますね(笑)】

【常識・非常識】会社によって捉え方が変わることも

ちなみに会社によって教育方針が違う場合もあるんですよ。

ある会社では「お疲れさまです」の「疲れ」という意味がネガティブなイメージをもつからという理由で「ご苦労様です!」というあいさつを徹底している会社もあるそうです。

確かに「疲れる」という単語、一度口にするだけで疲れたような気がしてくるのも分かります。

意味としては同じなので、解釈の仕方で使い分けるというのもありな気がしますよね。

しかも統一されることでどっちを使えばいいかと迷うことも無くなるので使いやすくなります。

こういった独自のマナーを作っている会社もあるんですね?!

【まとめ】肌感覚を大切にすればいいのでは

「ご苦労様です」と「お疲れさまです」という言葉。

なんとなく、マナー本に書いてあるから、上司に言われたから、という理由で使い分けている人が多いかと思います。

メール上でも、何か仕事が一段落して、それをねぎらうためにどっちの言葉を使うべきなのか、迷うことがあります。

【社会人一年生はこういう本で勉強を!】

私の感覚だと

・仕事上はほぼすべて「お疲れ様でした」
・日常生活で宅配便の配達員や集金人には「ご苦労様です」

を使うことが多い気がします。

目上の人やイーブンな関係(同僚)の人にはオールマイティーなお疲れ様が便利で、こちらがサービスを受ける側がで相手との関係でこちらが上になる場合はご苦労様がしっくりきます。

確かにマナーとしてはお手本通りに使うのが一番なのでしょうが、そういう肌感覚で感じていることを優先させれば、ほとんど間違いはないかなって気がしますね。

-常識・マナー