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人参を冷凍したら黒い色に変化!劣化を防ぐ正しい冷凍方法とは?

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人参の冷凍トラブル

人参はいろんな料理に使えるから、ついつい買いだめしてしまう食材のひとつ。

シチューやカレー、炒めもの、生でスティックで食べたりなど食べ方はたくさんあります。

人参自体に甘みがあって、生野菜としても十分美味しい野菜ですよね?

茹でただけでも甘みのある人参は、離乳食にも以前使ったことがありますが、とっても便利です。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

ただ、初めて人参を冷凍する場合、黒い色に変色したり、まずくなることはありがち。

そこで今回は

  • 人参を冷凍すると黒くなる/まずくなる理由
  • 人参を冷凍しておける期限
  • 正しい人参の冷凍方法と解凍のやりかた
  • 栄養や食感は変わってしまう?

など人参を冷凍する時に気になることをすべてまとめてみましたよ。

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人参を冷凍したら黒くなる理由

人参を冷凍したら黒くなるという「色の変化」が起こります。

ひとによっては「赤黒くなる」という表現もしますが、これは人参が空気に触れて酸化したために起こります。

けっして腐ったわけではないので食べるのは問題ないのですが、食欲がわかないのが難点でしょう……。

こんなふうに人参を黒くさせないで冷凍する方法はページ中段にて解説していますので、そちらをご覧ください。

人参を冷凍したら味がまずい!その理由は?

人参を特売でたくさん買ってしまったときや、人参が具材として入ったカレーや煮物を解凍して食べてみたら、家族から「まずい!」の大合唱。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

自分で食べてももちろんマズイ!

スポンジみたいな食感だという意見も出るほど、評判は最悪です……。

私の感想としては「シワシワ・ボソボソ」で味というより食感が悪くなるといったほうが正確かと。

このように人参を冷凍したときに不味くなってしまう最大の理由は、冷凍期間が長すぎたから。

短期間の冷凍ならこんな不味くならないのですが、長期間冷凍してしまうと駄目なんですね。

人参を冷凍しておける期限

人参を冷凍してもまずくならないで、美味しいまま保存できる期限は最大で2ヶ月と思ってください。

ネットで調べると1ヶ月までと書いている情報もありますが、私が実際に試してみたところ冷凍してから2ヶ月までは全然だいじょうぶでした。

シャキシャキとした食感はやや損なわれますが、普通に食べる分にはまったく問題ありませんよ。

ただ、冷凍して1ヶ月~2ヶ月経った人参は、生野菜のサラダには適していません!

食べるときは火を通した料理に限られますのでご注意を。

冷蔵庫や常温での保存期限

冷凍保存するのは他の保存方法よりどれくらい長持ちになるのか比較してみましょう。

【冷凍庫以と常温での保存期限】

  • 冷蔵庫・・・最大で1ヶ月
  • 常温・・・冬場で最大で1ヶ月

買ってから1ヶ月以内に食べきる予定ならば、冷蔵庫でもぜんぜんOKなんですよ。

冷蔵庫に入れらないくらい大量の人参を貰ってしまった場合ですが、冬場なら最大で1ヶ月腐らせず(傷まず)保存ができます。

ただ、それは冬限定の話しで、その他の季節では気温が高いため、冷蔵庫に入れるか冷凍したほうが無難ですね。

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黒くならない正しい人参の冷凍保存方法

人参の正しい冷凍保存の方法を解説していきましょう。

事情通
事情通

このやり方ならまず人参が黒くなることはありません。

言葉で説明するより、コチラの動画を見ていただいたほうが理解が早いでしょう。

【人参を冷凍保存するやりかた】

  1. 人参をよく水洗いする
  2. ヘタとお尻の部分をカットして捨てる
  3. 人参を用途に合わせて切る
  4. ジップロックかビニール袋に入れる
  5. 袋の中の空気をよく抜く
  6. 冷凍庫に入れる

冷凍するときは豪快に「一本をそのまま丸ごと」ではなく、切り方を変えて、小分けに別々に冷凍しましょう。

冷凍する時の切り方は

  • いちょう切り
  • 短冊斬り
  • 細めの千切り
  • 半月切り

こんなふうに料理をするときをイメージして用途別に切り方を変えるといいですね。

ポイントはなるべく小さく切ること

乱切りなど大きめに切ってしまうと、冷凍したことによる食感の変化が目立ってしまいます。

事情通
事情通

なるべく小さいサイズに切り分けるのがポイント!

こうしてひと手間かけておくと、解凍して料理するときに便利ですよ。

人参の解凍方法

冷凍しておいた人参の解凍方法ですが、基本的に解凍する手間は必要はありません。

冷凍庫から出してきてジップロップから取り出したら、そのまま煮立ったお湯に入れてしまえばOK。

逆にわざわざ常温で解凍させるとブヨブヨになるので、使う直前まで冷凍庫に入れておくのが無難ですね。

冷凍すると人参の栄養は減る?

「冷凍」という言葉に悪いイメージを持つ人も多いと思います。

せっかくの栄養が壊れてしまうんじゃない?

って……。

人参の栄養は冷凍するとどう変化するのか、私も知らなかったので調べてみたら意外な事実が!

■β-カロテン
冷凍することで、効果が2倍になると言われています。
■ルテイン
冷凍することで、効果が3倍になるとも言われています。

すべての栄養素ではありませんが、一部の栄養素は冷凍することで効果がアップするんですね♪

なので生で食べる料理以外ならば、買ってきたらすぐ冷凍してしまったほうがいいんですよ。

冷凍した人参の利用方法

冷凍した人参の美味しい調理方法はこちらの3つが代表的です。

  • スープ
  • 煮物
  • カレー

一方、まったくオススメできないのがこちらの調理方法。

  • 炒めもの
  • 生のまま(解凍したまま)

炒めものや生のまま食べるときは人参のシャキッとした食感が重要。

しかし冷凍すると組織が壊れてしまうせいか、ベチャッと柔らかい感じに変化してしまいます……。

冷凍した人参は食べ方が限定されるといえばそうですが、あらかじめ料理の予定を決めておけば問題ありません。

私はだいたいカレーかスープ用を念頭に冷凍保存しますので。

人参に含まれる栄養

生のニンジン

そもそも人参にはどんな栄養が含まれているのか、その栄養素をチェックしましょう。

■アスコルビナーゼ
自然治癒力や免疫力を高め、食べ物の消化吸収を促進します。
■β-カロテン
体内でビタミンAにもなり、鼓膜・皮膚・髪・視力や呼吸器系に効果があるとされています。
■ルテイン
紫外線やスマホ、PC、テレビなどが発するブルーライトと呼ばれるものから、目をガードしてくれます。
■カルシウム
骨や血の源になる成分や、自律神経に作用しストレスを抑える作用があります。
■葉酸
妊娠中の方には、特に必要で、胎児の成長に大きく必要な成分でありDNA合成にとても必要です。
■カリウム
高血圧予防の効果があります(満腹感を感じずらいため、腎臓の悪い方は摂取し過ぎないように注意しましょう)
■マグネシウム
タンパク質の合成をして、神経を安定させ骨や歯の形成を助ける重要な栄養素です。
■食物繊維
便秘の解消や予防、または糖質、脂肪、コレステロールの吸収を抑え、血糖値の上昇を防ぐため、動脈硬化や心筋梗塞を予防します。

このようにヒトの健康をサポートするミラクル野菜といって過言ではありません。

特にカリウムによる高血圧の予防効果はありがたく感じる人が多いハズ。

普段から野菜不足を自覚している私は、できたら毎日少しでもいいので食べたいなぁと思います。

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まとめ

人参の冷凍保存の期限や冷凍保存方法についてお伝えしてきました。

あらためて今回の記事をまとめると

  • 冷凍した人参がまずいのは保存期間が長過ぎるため
  • 冷凍した人参が黒くなるのは空気に触れて酸化したため
  • 冷凍した人参の保存期間は最長で2ヶ月間
  • 冷凍するときは小分けに切ってから
  • 冷凍した人参はカレーやスープ用に使う
  • 解凍は必要なし

人参は土野菜なので、土から掘ることで、多少元気はなくなってしまいます。

夏など暑い季節ではどうしても、早くに痛む場合はありますが、冷凍や野菜室でも長持ちする野菜なのです。

たくさんの料理に使えて、その上皮にも、というより皮にこそ栄養価が高い人参<ですから、たくさん買ってしまっても大丈夫!

私は、子供がまだ小さい時には離乳食に人参を茹でて使ったりしました。

栄養価が高いので野菜室や冷凍で保存し、意外に日持ちする人参から、多くの栄養を取りましょう!

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