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盆花の種類と処分の仕方|造花でもOK?正しい飾り方とは?

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盆花の種類と処分の仕方

毎年、お盆は家族で私の実家に帰省しています。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

その時に必ず私が用意すると決まっているのは、お供え用のお花「盆花」。

初の帰省の際に用意したのがきっかけで、今ではなぜか私の担当に決まっています。

若い人は特に「盆花」なるものが、どういうものか知らない場合がほとんどでは?

そこでこの記事では

  • 盆花に使う花の種類
  • 盆花は造花でもOK?
  • 盆花の処分の仕方

など解説します。

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盆花の種類

色んな花を集めた盆花
「盆花」は、つい「ボンカ」と読んでしまいそうになりますが

盆花=「ボンバナ」

これが正しい読み方。

そもそもこの盆花とは、精霊棚(盆棚)に飾るための花で、多くはハギやキキョウなどの「秋草」のことを指します。

他に、女郎花や山百合、なでしこなどが使われます。

盆花の種類をまとめるとこうなります。

  • 桔梗
  • 女郎花
  • 山百合
  • なでしこ
  • ホオズキ
  • アスター

昔は、山に入って秋草の花を摘んでいたのだとか。

ネットで画像を調べてみると、ピンクに黄色、ブルーと、けっこう色とりどりです。

盆花はなぜあんなにカラフルなの?

なぜわざわざカラフルな色の花を取り揃えるかというと、それにはこんな深い意味合いがあるんです。

浄土には色とりどりのお花が咲いていると、お経に書いてあるため

だから色んな種類のお花を用意するわけですね。

個人的な好みですが、私が盆花を買うときは必ずキキョウが入ったものを選びます。

それは暑い日に涼しげなブルーがとてもさわやかに感じるため。

他にお店でよく見かける盆花は、ホオズキですね。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

コロンとした形が提灯に似て、盆花にぴったりですよね!

定番にこだわらなくても、故人が好きな花を選んでもOK。

花には「霊を慰めて哀悼の意を表する」という意味と「遺族の心を清める」という意味があります。

盆花にふさわしくない花

「薔薇」はお供えにはふさわしくない花とされています。

棘がある花、特に薔薇は仏教ではNGです。

ただ、故人が大好きでどうしても飾りたい場合はOK。

けれど、何も知らない人が仏壇に薔薇が飾られているのを見ると、不謹慎だと思われてしまいそうですね。

薔薇が好きだった故人様には、薔薇のかわりに大好きな食べ物をお供えして満足してもらうといいかもです。

盆花を「造花」で代用してもOK?

盆花に限らず、仏壇にお供えする花は仏花(ぶっか)と呼ばれます。

仏花には、いずれ枯れてしまう短い命の生花をお供えすることで、命のはかなさを身近に感じられるという目的もあります。

ですから盆花は造花で代用してはいけません。

事情通
事情通

短い命だからこそ、感謝をしなくては!

という意味合いも込めて、造花ではなく生花をお供えしましょう。

・・・というのが常識かと思っていたんですが、よく調べてみると造花を飾る人も多くいらっしゃいます。

ヤフー知恵袋などのQ&Aサイトで調べてみても、造花でも良いのでは?という意見も。

その証拠にネット通販サイトで検索してみますと、お盆用の造花として


こんな商品が売られています。

なんとしても生花にこだわるか、扱いが楽な造花にしてしまうかは自分で判断するしかないようです。

私としてはお盆の短い期間中くらい生花でご先祖様をお迎えしたい気分ですね。

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盆花の処分の仕方

枯れた仏花

盆花はお盆が終わると、「送り火」と一緒に燃やすことが古くからの習わしです。

または「精霊流し」と一緒に川に流す地方もあります。

送り火をしっかりと行うお宅はいいけれど、なかなか家で燃やすのは……

という場合は、お寺で処分してもらう方法があります。

お寺でお焚き上げなどでお盆飾りを一緒に燃やしてくれます。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

最寄りのお寺さんに聞いてみるといいですね。

どうしても燃えるごみとして処分したいときは、白い紙に包んで塩で清めるといいでしょう。

これが一番お手軽な方法です。

盆花の正しい飾り方

2対の盆花
盆花はただなんとなくテキトウに飾ってはいけません。

正しい飾り方は地方によって異なりますが

仏壇の中の位牌をお盆用の盆棚に祀り、位牌の脇に盆花を飾る

というのが一般的です。

お花を供えるポイントとして、背の高い花を1本中心に飾ってバランスを取ると、上手に生けることができます♪

そして位牌と盆花の手前に、精霊馬や既設の食べ物などをお供えしていきます。

この動画で紹介されている華やかな飾り方もステキですね!

盆花を長持ちさせる裏ワザ

夏は暑くて花が傷みやすいですよね。

花を長持ちさせるには、花器に十円玉をいれるといいですよ♪

十円玉から溶ける銅イオンのおかげで、細菌の発生を防ぐことができます。

十円玉はピカピカのものを使って下さい。

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まとめ

盆花の一般的な種類がこちら。

  • 桔梗
  • 女郎花(オミナエシ)
  • 山百合
  • なでしこ
  • ホオズキ

盆花を家で処分するときは、白い紙に包んで塩で清める方法が正しいやりかたです。

風習・習慣
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